白夜行 ドラマ 動画 全話

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「白夜行」・・・ある殺人事件の背景で、加害者の娘と被害者の息子として生きることになった二人の小学生雪穂と亮司が、ただ一つ「二人で手をつないで太陽の下を歩くこと」だけを願って生きていく物語です。

それだけの願いなのに、そんなこと願わなくても叶えられて当然なのに、身勝手な大人たちの欲望が彼女たちのすべてを狂わせ実の親を殺してしまったことから、彼女たちにそんなことを願わせてしまいます。あまりに過酷でショッキングなストーリーでもありますが、それが原作にはないドラマオリジナルの雪穂と亮司の視点で描かれ、観ているととてつもなく悲しくてやるせなくなるから涙がこぼれて仕方がありません。

ストーリーの中に、「ダクトの中」というフレーズが幾度も出てくきます。初恋の相手だった小学生の二人を引き離した親殺しの事件から七年、自分の母親を亮司の父を殺した犯人に仕立て上げて自殺に見せかけて殺し、自分はそれまで事件の加害者の娘として生きていじめに耐え続けていた雪穂とやっと再会した亮司が、雪穂にかばわれ続けていた七年にやっと気が付き、それからはずっと雪穂のためだけに身を隠し日の当たらない人生を生きていく。。。

そんな彼を形容して、真実に気が付いていた亮司の母親が、最後に事件を追いかけ続けていた刑事が「あの子をダクトの中に閉じ込めたのは私」「あいつはもうあん中(ダクトの中)にはおらへんで」と話す。そのセリフがこのドラマの悲しさであり、雪穂にとっては日の当たる場所で生き続ける、唯一の糧。わがままで嫉妬深く、自分の人生を不公平だと嘆き、だからこそこれからは思い通りに生きるんだと貪欲に望みを叶えていく雪穂にとって、偽物でも明るい唯一の太陽は亮司自身だったから。二人が罪に手を染め続けていく中、純粋な愛に何度も泣けます。